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2008.09.03 Wednesday  | - | - | - | 

助産婦さまさま

先日、テレビで”東北の医者が足りない”みたいなテーマで特に産婦人科がやばいという話をしていた。私も日本で生んでいないので、産婦人科で生む前とその後にどのようなことをしてもらえるのか実際はわからないが、周りの話を聞くとフィンランドとそんなに変わらない。ただ、違うところは日本ではその行為を全部医者がやって、フィンランドではほとんどを健康カウンセラーがすることだ。
フィンランドでは、妊娠したかな?と思ったらまず自分で市販の検査薬でテストする。反応があったら、自分のうちから一番近い健康センターに、妊娠しました−と報告に行く。そこで出てくるのは健康カウンセラー。たぶん住所によってどのカウンセラーか決まっている。そこでいろいろと問診があって、超音波を1回だけでいいか、2回するか、とか、どこの病院で産みたいか(といっても、子供を産める病院は公立では人口50万ぐらいのヘルシンキでたった2つしかない)なんてことを聞かれて、健康センターのラボで血液検査。その後定期的におなじカウンセラーのところに行って、発育状況を見てもらい、食べ物だの健康についての注意を聞く。血液検査の結果、何か良くないことがあったり、超音波のような設備を使った検診をしてもらう時だけ、病院の医者のところに出向く。健康センターでも生む前と生んだ後、2回づつくらいはお医者さんが診てくれたかなあ、、!?
出産時も一応病院には行くものの、出てくるのはその日初めて知り合った助産婦さんのみ。何かまずいことが発生した時と無痛分娩のための麻酔をしてもらうときだけお医者さんが出てくる。しかも担当の助産婦さんも時間がきたら交代になったりする。
てなことで、私が生んだ日に同じ病院で生まれた赤ちゃんは14人。皆ヘルシンキ中から集まってきていた。
たぶんフィンランドも医者不足なのだろう。例えば健康センターに常駐している医者は、たいてい卒業したばかりの若いお医者さんか、ロシアだのアフリカだのトルコだのから来たフィンランド語の上手な外国人ばかり。
子供を生むときに上記のようなシステムになっているのも、医者が少ないからだともいえると思う。
患者と妊婦の立場からすると、いい点はとにかく歩いていけるところで病気も検診も済むこと。しかも待合室で長いこと待たなくてもいい。
健康センターは基本的に予約制で、とにかく調子が悪いとまずは電話をする。そこでもまたカウンセラーが出てきて、症状を聞き、それならまだ2,3日様子を見て良くならなかったらもう一度電話しろだの、それは医者に見せなきゃいけないから何時に来いといわれる。行ったらそんなに待たされることはない。
良くない点は、お医者さんを自分で選べないこと。日本だったらいろいろな専門の医者がいろいろなところにいて、自分にあった医者を選んで行かれるが、フィンランドの場合、公立で済まそうとすると誰に当たるかわからない。
もちろん私立の医者もあって、それぞれ専門的なことを診てくれるが、公立に行くよりは高くなる。公立の医者で専門的なことを見てくれるのは、大学病院ぐらいで科によっては何ヶ月も待たされたりするそうだ。
うーん、フィンランドと日本、医者の制度に関してはどちらも一長一短だが、子供を生むときは助産婦さんでいいのではないかと私は思う。病院に助産婦さんがたくさんいれば何かあったときにお医者さんもかけつけてくれるし、一番いいのでは??病院に子供を生むための素敵な部屋があったらいいな。、、、理想を追求するには、まずは保険の制度から見直すことになりそう、、、。

今日のゼロ:最近毎日なりたいものが変わる。宇宙飛行士、バスの運転手、ブラックジャック、ガソリンスタンドの人、お花屋さん、サーカスの軽業師、、、。よーく考えて、楽しい仕事を選んで欲しい。
2006.04.18 Tuesday 05:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 産婦人科事情 | 
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