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2008.09.03 Wednesday  | - | - | - | 

はちみつおじさん

先日、フィンランドの会社の同僚が日本に来ていて、どうしても会いたかったのでちょっと遠かったが坊主と電車を6時間乗り継いで穂高まで行って来た。

穂高は何ともいえずきれいなところで、風景も東北とは違った趣がある。
一体何が違うのか考えてみたのだが、あまりはっきりとしない。とにかく山の色が違う。街は平坦だが、南北を山脈にはさまれている。山の高さがまた高すぎもせず、低すぎもしない。ときどき雪の筋が見えたり、滝のようなものがのぞいていたり。
木の植生か、空気のせいか、山が緑というより青く感じる。手前の平坦の部分が稲の真緑だからっていうのもあるかも。

街の部分も100年は経っているであろう蔵のあるような木造の低い建物がまだたくさん残っていて、しかもきちんとメンテナンスして普段から使っているようなものが多く、静かではあるがさびしいかんじがしない。
歴史が感じられて素敵!って思っちゃう。交通安全のお守りで有名な穂高神社も大きな木々に囲まれたとてもいいかんじの神社だ。

山葵田がたくさんあるような場所なので、水もきれい。空気もきれい。別になにがあるっていう観光名所ではないが、ちょっとのんびりするのにうってつけだ。

その穂高にある、同僚の日本人のご主人の実家にお邪魔した。
彼女たちは結婚してから20年以上ほとんど毎年、日本に来ているのだが、今年ははじめて彼女のご両親が一緒にみえた。

そのご両親とは1、2度フィンランドでお会いしたことがあったのが、今回初めて長いこと一緒の時間をすごした。
そのお父さんは養蜂家で、ロシアの国境に近い街ではちみつを作っているらしい。

フィンランドで売っているはちみつは、かちこちだったりとろとろだったりするが、このお父さんの作っているはちみつは、とろーりとろとろのクリアなはちみつだ。穂高にもお手製のはちみつを持ってきていたが、紅茶にいれたりパンにたっぷり塗ったり、甘くて本当においしい。

どうやってこれを作るかという話になったら、熱が入って細かいところまでいろいろと教えてくれた。残念なことにあまり記憶力がよいほうではないので、全部は思い出せないが、だいたいこうだ。
フィンランドの蜂蜜はもともとかちかちのものだった。スウェーデンからその作り方が伝わって、彼の作っているような、とろとろの塗りやすいものが作られるようになった。とろとろ蜂蜜を作るには去年の蜂蜜と、今年取れたばかりの蜂蜜を1対9の割合でまぜる。その後何日か置いて何度以下かの(8度だったかなあ、、?)冷たい場所に安置する。その後グルグル混ぜて、常温で何日間か置く。するとあら不思議、なめらかな蜂蜜のできあがり。
とにかく、まるで化学反応を促すように、ある方法にのっとってきちんと調合するらしい。

はちみつの中にはいろいろな成分が入っているという話にもなった。フィンランドのはちみつコンテストに入賞するには、ある範囲の成分がきちんと揃っていることが条件となっているそうだ。その中にはブドウ糖も入っているという。彼曰く、はちが口の中でくちゃくちゃやっているうちに、いろいろな成分が出来上がるそうだ。

そのお話好きの陽気なおじさん、池田町の美術館の外で動かなくなってしまった。
池田町立美術館はちょっとした高台に立つ小さな美術館だが、目の前の緑の平野の向こうに穂高連峰が広がって見える、素晴らしい場所に立っている。美術館の周りは満開のラベンダーで包まれ、やさしい色の紫といい香りの演出つきだ。
おじさんは、ラベンダーの前でじいっとしている。
よく見るとラベンダーにはいろいろな種類のみつばちがいっぱい。おじさんは慈愛のこもった目で、こいつはイタリア蜂だからささないんだ、こいつは何とか蜂だからちょっとあぶないよ、と本当にうれしそうに見ている。

ヘルシンキでとーってもお世話になった大好きな彼女と、フィンランド人のチャーミングな職人さんに久しぶりに会って、うれしくなって帰って来た。

今日のゼロ:お誕生日も過ぎて、誇らしげに”ぼく4歳”というゼロ君。今日は保育園の子供祭りで”わっしょいまつりっこ”なるお神輿担ぎと踊りを披露してくれた。最近寝る前に、壁に映る自分の影を見ながら布団の上でさかんにやっている片足けんけんと、めちゃくちゃに腕をうごかしていたなぞが、今日やっととけた。
2006.07.09 Sunday 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 食事 | 

カリヤランピーラッカ と まくろびおてぃっく

先日、起業の会で知り合った素敵なお嬢さんと、そのマクロビオティック料理の先生、そしてそのお友達の方が来て下さって、みんなでカリヤランピーラッカを作った。
カリヤランピーラッカとは、フィンランドのカレリア地方のスナックパンで、ライ麦の薄い皮の上に、牛乳粥をのせて焼いたものだ。
これはお米好きの日本人にとっては”ぐっ”とくるおいしいスナックで、フィンランドではどこのパン屋でもスーパーでも売っており、カフェなどにも必ずおいてある。ゆで卵をつぶしてバターと混ぜた、”卵バター”を塗って食べたりする。

今回はフィンランドを食で知ってもらう上でも丁度よいし、餃子パーティーみたいにみんなで作れば楽しい!と思ってやってみた。

レシピはフィンランドで買ったパンの本に載っているものを使った。
実は自分で作ったのはこれで2回目で、しかも1回目は友達が全部準備してくれたので、はじめからするのは初めてだった。
かといって、前に練習する時間もなく、ぶっつけ本番となってしまった。

牛乳粥は、沸騰したお湯にまずお米を入れて煮、ふやけたあとに牛乳を足す。牛乳を入れた後はこげないようにときどきかき混ぜてやらねばいけないので、30分以上は鍋につきっきりとなった。ただ、これが焦げてしまったら、お客さんが来たときにもうどうにもならないので、しかたなく専念した。
でも、おかげで真っ白なきれーいな牛乳粥が炊けた!

皆さんが見えて、皮をつくった。餃子の皮を作るみたいで結構簡単。
レシピには、作った後に乾燥しないようにラップでまけだのその他いろいろ書いてあったが、これは乾燥したフィンランドだからこそ必要なステップで、じめじめの、しかも梅雨時の日本では必要のないものだった。

4人もいたのであっという間に20個以上の皮が出来、きらきらの牛乳粥をのせて、周りをしぼしぼにしていった。
それぞれ個性が出て、分厚いのやらひだひだが大きいのやら小さいのやらいろいろな形が出来た。

レシピでは250度から270度で焼けとかいてあったが、うちの電子オーブンレンジはなんと表示は250度、実際は210度までしか温度が上がらない。
しかたなしに最高温でちょっと長めに焼いた。

最後は皮をしっとりさせるためとツヤだしに牛乳バターを塗るのだが、みなさんパリパリがお好きなようで、さっと塗ってばっと食べてしまった。

うわー、ひさびさのなつかしい味。やっぱりパンだけでは物足りなくなって、おにぎりたべたいなー、みたいなときにいつも食べていたお米のピーラッカ。
お客様にも結構好評で、みなさんおいしいおいしいと食べていらした。

作りながら、マクロビオティックとは何かというお話を聞いた。もともと中国の陰陽の考えを元にした日本で作られた食べ方で、玄米や雑穀などを主食とし、砂糖や化学調味料をつかわず、現地の無農薬野菜を使う。 野菜の根や皮まで使い切り、そのために野菜の切り方などを工夫する。肉や乳製品は食べない。それによって、長生きしたり、健康を保ったりすることに繋がるということだった。
アメリカの芸能人たちの間ではやって、今、日本でも少しはやりぎみらしい。

フィンランドでは結構、宗教上のベジタリアンが多いらしく、大学のカフェとかレストランでは、ベジタリアン用のメニューがたいていあった。
日本ではみんな宗教より食い気、色気で、このマクロビオティックも美容と健康に繋がるファッションとして広く受け入れられつつあるのかなあ。

でも、おみやげにいただいたマクロビオティックのかぼちゃスープも玄米デザートも本当においしかった。びっくりしたのは坊主がおいしいといってパクパク食べたこと。いわゆる子供が好きな脂っこい味のものとは正反対なのに、、、。

子供といったら揚げ物ハンバーグ、みたいな固定観念は本当に作り上げられたものだとつくづく思ってしまった。
食べ物でも音楽でも美術でも、子供はいいものはみんなわかるんだなー。すごい。
ほんとうに与える側が意識して生活しないといけないと、少し緊張した気分を味わった。

今日のゼロ:最近朝が起きられない。一度おきてもソファーの上でごろりんとして朝もろくに食べない。夜もっと早く寝かせねば、、。









2006.06.28 Wednesday 10:35 | comments(6) | trackbacks(0) | 食事 | 

毎日のごはん

最近、母のすすめで圧力鍋を購入した。母が使っているのは世界一高圧力の日本製のいいお値段の鍋だが、私はネットで調べてさんざん迷った挙句、WMFの蓋が分解できて洗えるやつにした。他の鍋がみんなフィスラ−のものなので、おそろいにしたい気もしたが、最後はデザインで決めてしまった、、。
圧力鍋といえば、幼少の記憶からすぐに玄米ごはんを想像して、あまりいいイメージがなかったが、(子供の頃は玄米ごはんがきらいだった、、。今もあんまり好きじゃないけど。)とにかく便利便利。カレー、ポトフはたったの2分、豚の角煮は30分。朝でも仕事の後でも調理時間がむちゃくちゃ短縮、しかもガス節約で環境にも家計にもやさしい、、。
夫婦2人だけだったときは、あまり考えもせずに好きなものを作って食べていたが、子供のいる今はそういうわけにもいかない。一応なんとなくそれぞれの栄養素が入ったものを食べるように考えなくちゃいけない。
面倒くさがりの私は、とにかく何でもぶち込んでスープものにしてしまうことが多いい。そうすればある程度の栄養素のものは一品で網羅できる。そんなわけで圧力鍋大助かり。本当に買ってよかった!
ちなみに会社で「昨日は私、温かい料理を作ったのよー!」と自慢してしまうくらい、ウィークデイにきちんとしたものを作っていないフィンランド人たちも、スープのたぐいはわりと作っているらしい。ただしフィンランドにはクリームほうれん草スープ、ソーセージスープはじめきのこスープその他もろもろ、冷凍食品が安くたくさん売っているので、もしかしたら温めているだけかもね、、。
日本でそんなこと自慢したら皆から白い目で見られちゃうよなー、と思いつつ何も言わないでいた。それにしても日本人は世界一きちんとした食事をしている人種の部類に入ると思う。これも長寿の一因!?

今日のゼロ:最近、とてもよく食べるようになった。保育園で暴れているせい?小さいお弁当箱いっぱいにごはんを詰めても、空っぽになってかえってくる。1歳年下の子と同じ大きさなんだから、なんでもいいからたくさん食べて大きくなってくれー。
2006.04.19 Wednesday 12:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 食事 | 

子供のサプリメント!?

昨日、フィンランドの子供たちは乳製品でカルシウムを取ると書いたが、どうしても食べ物だのから取れなくて、生まれたときから与えているものがあった。ビタミンDである。不足するとクル病になったりするといわれているが、日本くらい一年を通して太陽光が豊富であればわざわざ与えなくても十分らしい。
でも、フィンランドをはじめ北欧の国は、冬の日照時間がとても少ない上、冬の間厚い雲で空全体が覆われてしまうので、本当に日の光の絶対量が少ない。たまに冬に日本に帰ったりすると”おお、日本ってこんなに明るかったっけ、、、”と、飛行機から降りたとたんに思うぐらい。
てなわけで、坊主にも健康カウンセラーの指示に従って、毎日冷蔵庫で保存したビタミンDのしずく(無味透明の油、たぶん肝油っていうやつ)を帰国するまで与えていた。こんなもの良く”ちょうだいちょうだい!”って飲むと思っていたが、生まれたときから飲んでいたらおいしくも感じるのだろうか、、、!?
食物からですべての栄養素がまかなえる日本はなんて素晴らしいんだと改めて思い直した。いつもいいかげんに献立を立てているが、なんたって体を作る時期なのでできるだけいいものをえさにしなくちゃね。

今日のゼロ:くつした体操を発明。ただ一足の靴下を両手に棒のように渡して、それを背中からまわして足でくぐるというものだけど、よく自分で思いついたと感動したのでいっぱいほめてあげた。
2006.04.11 Tuesday 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | 食事 | 

牛乳余剰

昨日だかの新聞で、日本の牛乳が少子化やダイエット志向の影響で余り、酪農農家が泣く泣く捨てているという記事が載っていた。
そう、日本に帰ってきてから日本の乳製品のバリエーションの少なさに、やっぱり日本はミルクの国ではないのだなあ、と実感していた。そもそも日本には水、日本茶を始めとするおいしい飲み物があふれており、牛のおっぱいなんか必要なかったのだ。でも、子供を育てることを考えると、牛乳は簡単にカルシウムをはじめとする栄養もいっぺんに取れて、便利だ。
フィンランドでは大の大人も、ランチの時に牛乳をお茶代わりにがぶ飲みする。でもたいていはRASVATONと呼ばれる無脂肪か、低脂肪牛乳だ。日本の牛乳をなつかしがって普通の牛乳を飲んでいた私は皆から変な目で見られがちだった。日本で飲んだことのあった低脂肪牛乳はまずい印象があったので、むこうにいてもなかなか飲む気になれなかったが、飲んでみたら意外や意外、あっさりとしていて飲みやすく、しかも変なにおいもなくておいしかった。それを知ってからは、私も必ず低脂肪牛乳を飲むようになった。飲みなれると、脂肪分3.5パーセントの普通の牛乳は生クリームを飲んでいるように感じる。(おいしいけど!)
子供が生まれて、毎月育児カウンセラーに会いに行くと、子供にも無脂肪か低脂肪の牛乳を毎日4〜500cc飲ませるように言われた。親も300cc以上飲まないとカルシウムが足りないから飲めと薦められた。飲めなかったらヨーグルトかチーズを食べなさいと、。日本にはシラスだの小魚などを骨ごと食べる習慣があるが、欧米では乳製品で取るしかないからだろう。
最近日本の低脂肪牛乳も随分とおいしくなったと感じる。日本の酪農農家ももっとおいしくてカルシウムでも強化してある低脂肪牛乳でも作ると、ダイエット中の人も子供ももっと飲むのに、、と思う。ついでにあまった脂肪で生クリームだのサワークリームがもっと安くなったらいいなあ。
2006.04.10 Monday 09:21 | comments(0) | trackbacks(1) | 食事 | 
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